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アーティストへのインタビュー~呉本俊松さん
━ 信州の田舎で過した 子供時代、末っ子の私は唄の好きな母と二人でラジオを聞くことが多く、NHK放送で現在もつづいている「ひるの憩い」が懐かしく思い出されます。当時の流行歌の一つで、フランク永井が唄った「有楽町で逢いましょう」は、東京の夢を映し出した名曲で、子供だった私の想像力を大いに刺激し、遠い東京に憧れたものです。
小学校時代、田舎での生活はとても退屈で、よく絵を描いていました。春、秋の収穫の様子を描くこと、それと祭りの絵を大胆に描き出せば、飛び切りの評価につながることも、何と無く分かっていたようで、図工の時間は夢中で描き、周囲の注目を浴びていました。
中学時代には東京オリンピックがあり、テレビから流れるインターナショナルな世界に気づかされ、特にアメリカ発のポップな文化に感動。その頃、観はじめた欧米映画の自由な精神に触れ、早く大人になりたいと思っていました。
━ 油絵の用具を手に入れた、その頃。父に、「将来、美術大学に進んではどうか?」と突然云われたことがあった。その時は、はっきり答えなかったが、今思えば、画家になることを未熟ながら、確信した一瞬なのかも知れない。
━ 国吉康雄、エドワード・ホッパー、ジョージア・オキーフ
?━ 予測の範囲内での制作にうんざりした時、その場を逃れたい一心で、突拍子もないコトを思いつき、そして再生されることがある。
?━ 樹木のない山
?━ 気に入ったアトリエを作って12年になりますが、モノが作りづらく、3年前から殺風景な以前の仕事場に戻って制作をしている。やはり、「ここがいいのだ。」「思うようになりませんね。」
?
?━ あるモノを、ひどく欲しいと思う心が所有欲である。
コレを満たすのは並大抵ではない。家であったり、車であったり、直ぐに役立つモノと違って美術作品は直ぐに役になど立たない。 しかし美術作品は観る側の状態、調子によって刻々と表情を変える。そしてそれに見入ることは、今までに感じ得ることのなかった特別な世界への入り口に立つことである。
このページではテーマを特に限定せずにその時々みなさまにお伝えしたい事柄をピックアップして掲載してまいります。
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